1999年9月6日、オステルリースズキはオープンしました。
H o s t e l l e r i e ( オステルリー)とはフランス語で「郊外の邸宅兼レストラン」のこと。
日本語にするとピンときませんが、ヨーロッパ各地には宿泊施設も伴った
各地の郷土料理や、古典的なフランス料理を出すレストランがたくさんあります。
オステルリースズキは昔ながらの、
ぬくもりが 伝 わるあたたかい料理を味 わえるレストランでありたい。
疲れた時にゆっくりできる、自宅のような場所でありたい。
そんな願いをこめて、「オステルリースズキ」と名付けました。
肩の力を抜いておいしい料理とおいしいワインを
ゆっくり召し上がって頂けるよう、
私達はこれからも、
お食事をより豊かに
楽しく過ごしていただけるよう、
想いを込めたお料理とおもてなしで、
みなさまをお迎えいたします。
オステルリースズキでは、素材そのものの味を引きたたせた調理法を大切にしている為、食材選びではごまかしが効きません。
新鮮で品質の良いものを日々厳選しています。
産地はフランス産と日本産を中心に料理に最適なものを。
短く地味深い旬の味は、最適な時期でお楽しみ頂けるように。
その日毎の仕入れを大切にしながら、より良い食材で、より良いお料理をお召し上がり頂けるよう日々、吟味しております。
フランスブルゴーニュ地方の郷土料理をベースにした料理が多く華やかではありませんが、暖かみのある古き良きフランス料理を作り続けています。
また、生クリームやバターの量をぎりぎりまで抑える事で素材の持つ味そのものを引き立たせているのが特徴です。
例えば、かぼちゃと栗のポタージュ。
通常であれば牛乳、バター、クリームをたっぷり使う事で素材そのものの味が薄くなってしまいますが、当店はまず、たっぷりのかぼちゃと野菜を使ったピューレを作ります。
この段階でかぼちゃそのものの甘みが十分にありますが、更に厚みを出すために考え出したのが栗。
この栗を最後に加えることによって濃厚なスープを作ることができ、もちろん余分なバター、クリーム等で味付けをする必要を無くしています。
このように素材そのものの良さをいかした料理を、たくさんご用意しております。